「スライドを自動で再生したい」「ナレーション付きで動画として共有したい」
「でも、どうやって変換すればいいの?」
PowerPointで作った資料をそのまま動画に変換したい──そんなニーズが、今やビジネスや教育の現場で急速に高まっています。
社内研修マニュアル、オンライン講義、YouTubeでの解説動画など、活用シーンは多岐にわたり、PowerPointをMP4形式で書き出す方法への関心も高まっています。
ただし、使用しているパソコンの種類や目的によって、最適な変換方法は異なるため、戸惑う方も少なくありません。
この記事では、無料で使えるシンプルな方法から、高画質で変換できる専用ソフトの使い方まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
Windows・Mac両対応の方法も紹介していますので、自分に合った手段がきっと見つかるはずです。
1. PowerPointをMP4に変換する主な方法(Windows編)
PowerPointを動画にする方法は主に以下の2つです:
PowerPoint 2010以降のバージョンには、「エクスポート」機能でスライドショーをMP4形式で保存する機能があります。ナレーション・アニメーションも保持可能です。
PowerPointの機能だけで動画を書き出す手順
1··スライド作成後、「ファイル」>「エクスポート」>「ビデオの作成」を選択。
![PowerPointの[ファイル]メニューから[エクスポート]を開いている画面](https://leawo.jp/resources/wp-content/uploads/2025/07/powerpoint-export-step1-file-menu.webp)
2··出力画質(HD/フルHDなど)やナレーション有無を設定。

3··「ビデオの作成」ボタンをクリックし、MP4として保存。
PowerPointで動画化する際の注意点まとめ
- Mac版のPowerPointではMP4書き出し非対応。
- 複雑なアニメーションや動画挿入時に再現精度が下がる可能性あり。
PowerPoint標準機能の限界を補いたい場合は、専用ソフトの利用が便利です。
特にLeawo PowerPoint to Video Proは、Windowsユーザーに特化した変換ソフトで、パワポの見た目や効果をそのまま保ちつつ、フルHDや4Kといった高画質MP4に変換できる点が評価されています。
2. Leawo PowerPoint to Video Proを使った変換手順
「アニメーションや音声付きのプレゼンをそのまま動画にしたい」
「高画質で資料の魅力をそのまま伝えたい」
そんな時に活躍するのが、Leawo PowerPoint to Video Proです。

🎬 PowerPointを魅力的な動画に!最高のプレゼンを届けよう。
🎥 様々な形式に変換: PPTをMP4などに変換し、SNSで簡単に共有。
✨ アニメ・効果を保持: 変換後元のアニメーションや音声をそのまま再現。
✂️ カスタマイズも自由自在: ロゴ追加やBGM変更、動画を自由に編集。
🚀 高速・高画質変換: プレゼンを、スピーディーかつ美しい動画で保存。
ここでは、その基本的な使い方をステップごとに紹介します。
Step1. ソフトを起動

Leawo PowerPoint to Video Proを起動し、メイン画面を表示します。
Step2. PowerPointファイルを追加

「Add」ボタンをクリックし、変換したいパワーポイントファイルを読み込みます。
Step3. 出力形式を選択(MP4)

出力形式一覧から「MP4 Video」を選択することで、パワポを動画にする設定が整います。
Step4. 詳細設定を調整

解像度、ビットレート、音声設定などを必要に応じて調整しましょう。
Step5. 保存先を指定して変換開始

保存先フォルダを指定したら、「Start」ボタンをクリック。パワポが高画質なMP4に変換されます。
3. MacでPowerPointを動画にする方法(録画編)
Mac版のPowerPointでは、Windows版のように直接MP4形式で動画を書き出す機能がありません。
そのため、Macでスライドショーを動画化したい場合は、画面録画を活用する方法が主流となります。
ここでは、代表的な2つの方法を紹介します。
たとえば、Leawo Screen Recorderなどの画面録画ツールを使えば、PowerPointでのプレゼン操作をそのまま録画して、MP4形式で保存することができます。

🎥 画面も音声も高画質で録画!あらゆるシーンで大活躍!
🖥️ 多機能録画: PC画面、Webカメラ、マイク音、システム音を一つで。
⏱️ スケジュール録画: 指定した時間に自動で録画開始。
✂️ 簡単編集機能: 録画した動画のカット・結合も手軽に。
📁 高画質保存: MP4などの形式で、いつでもクリアな映像を楽しめます。
音声付きプレゼン資料を作成したい
アニメーションの動きやタイミングも含めて忠実に記録したい
ワンクリックで録画・保存を完了したい
- ソフトを起動し、「画面録画」を選択。
- 録画範囲をPowerPointのウィンドウに合わせて指定。
- マイク音声やシステム音声のオン/オフを確認。
- 録画ボタンを押して、PowerPointのスライドショーを開始。
- プレゼンが終了したら、録画を停止し、MP4形式で保存。
- 音声付き録画が可能(ナレーションやBGMの取り込みにも対応)
- 画面操作そのまま録れるため、アニメーションや遷移の再現性が高い
- 動画編集機能は最小限のため、必要に応じてiMovieなどを併用
- 詳しい操作手順については、無料で使える!PC画面録画ソフトおすすめ3選【2025年版】の記事をご覧ください。
Macに標準搭載されているQuickTime Playerでも、スライドショーの録画は可能です。
さらに、編集にはiMovieを使えば、MP4形式に仕上げることができます。
無料のMac標準ソフトのみで対応したい
録画後に細かい編集(カット・BGM追加)もしたい
操作にある程度慣れている
- QuickTime Playerを起動し、「新規画面収録」を選択。
- PowerPointを全画面表示し、録画開始。
- スライドショーを進めながらプレゼンを実行。
- 録画完了後、保存して、iMovieで編集(トリミング・音楽追加など)。
- iMovieからMP4形式で書き出す。

- 録画と編集を分けて行うため、手間はやや多め
- 高度な機能はないが、軽い動画には十分対応
条件 | おすすめ方法 |
---|---|
初心者・簡単に作りたい | Leawo Screen Recorder(録画+MP4保存が一括) |
編集もしたい・無料にこだわりたい | QuickTime + iMovie |
操作の手間や時間を考えると、Leawo Screen Recorderの方が断然シンプルです。録画から保存までワンクリックで完結でき、ナレーションやBGM付きのプレゼン動画もスムーズに作成可能。しかも、無料で使えるのも嬉しいポイントです。
4. PowerPointをDVD/Blu-rayに焼く方法
PowerPointを動画(MP4形式)として出力した後、DVDやBlu-rayに焼いて配布・保管したいというニーズも少なくありません。
たとえば、営業資料を物理メディアとして配布したり、セミナー・講義の記録をディスクに保存して共有したいといった場面です。
その際に活用できるのが、Leawo DVD作成ソフトやBlu-ray対応プレイヤーです。初心者でも使いやすく、簡単な操作で高品質なディスク作成が可能です。
動画として出力したPowerPointを「配布用」や「保存用」にしたい場合、DVDに書き出すのも一つの方法です。
社内研修や学校での配布、物理メディアでの納品などに活用されるケースも少なくありません。
そんな時に便利なのが、PowerPointから変換したMP4動画を簡単にDVDに焼ける専用ソフトです。

大切な思い出をDVDに!簡単オリジナルDVD作成。
🎬 多様な動画を変換: 動画ファイルをDVD/BDに変換・書き込み。
✨ 豊富なメニュー: 多彩なテンプレートでプロ級のメニューを作成。
✂️ 動画を編集: トリミングやエフェクト追加も簡単。
🚀 高速・高画質: スピーディーに、劣化なくディスク作成。
MP4動画をDVDやBlu-rayに書き出した後、「ちゃんと再生できるか心配…」という方も多いかもしれません。
市販のプレイヤーが対応していない形式だったり、コーデックの問題で再生できないケースも。
そんな時におすすめなのが、様々な動画形式に対応した無料の再生ソフトです。

4K/Blu-rayもこれ一本!PCで最高の映像体験を。
🌟 4K/Blu-rayに対応: 市販ディスクやISOファイルを高画質で再生。
🔊 高音質サラウンド: Dolby, DTS対応で迫力あるサウンド。
🌐 リージョン制限なし: 世界中のディスクを自由に視聴。
🖥️ シンプル多機能: 字幕・音声切替など便利な機能満載。
また、パソコンにディスクドライブがない場合は、外付けのDVD/Blu-rayドライブを併用すれば問題ありません。保存性・配布性の高いDVD/Blu-rayは、プレゼン資料の長期保存にもおすすめです。
5. PowerPointを動画変換時に注意すべきポイント
ファイルサイズが大きくなりやすい
高画質で変換するとファイルサイズが数百MB〜GB単位になる場合があります。クラウド共有やYouTubeアップロード時は圧縮や変換ソフトの併用が必要かも。
アニメーション再現精度に差が出る
PowerPoint本体とソフトによってアニメーションの再現度に差があります。ビジネス用などで精度が必要な場合は、専用ソフトの使用を推奨。
BGMや音声の権利に注意
変換した動画にBGMやナレーションを追加する場合、その音源の著作権にも気をつけましょう。特にYouTubeなどに公開する場合、フリー音源やライセンス付きの音楽を使用するのが安全です。
スライドサイズとアスペクト比の確認を
動画に変換する前に、スライドのサイズ(4:3や16:9など)が使用予定の動画プラットフォームに適しているか確認しておくと安心です。たとえば、YouTubeやスマートフォンでの視聴を想定するなら16:9が一般的です。
6. よくある質問(FAQ)
Windows版のPowerPointであれば無料でMP4に書き出せます。Macでは無料ソフトや録画ツールの利用が必要です。
PowerPoint内でナレーション録音し、書き出し時に「ナレーションを使用」設定すれば可能です。専用ソフトでも対応しています。
Leawo PowerPoint to Video Proなどの高画質対応ソフトを使えば、プレゼンのプロ並みのクオリティを保ったまま変換可能です。
PowerPoint標準機能でもある程度のアニメーションは保持されますが、完全な再現には専用ソフト(例:Leawo PowerPoint to Video Pro)の使用がおすすめです。
7. まとめ:用途に合った方法を選ぼう
PowerPointを動画に変換する方法は多数ありますが、目的・機材・スキルに応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
簡単&無料 → PowerPoint標準機能(Windows)
高画質&多機能 → Leawo PowerPoint to Video Pro
Macでの録画 → Leawo Screen Recorder · QuickTime
動画にしたパワーポイントは、プレゼン以外にもオンライン学習・SNS・商品紹介など幅広く活用できます。
🎬 高画質でのPowerPoint動画化を検討中なら、まずはLeawo PowerPoint to Video Proの無料版をお試しください。